傷がある。できごとは、つねに、絶えず、できごとからやってきて、忘却の忘却としての忘却によって、私が(名から)行使している暴力を想起させる。そして、日付が傷として残る。それは何らかの回帰の形態に訴えかけることである。だが、それが反復の読解可能性によって想起させることだとするならば、なぜ、決して反復されないものに日付/傷を残すことができるのか。逆に、なぜ、また、決して反復されないもの以外のものにも日付/傷を残すことができるのか。
2018年11月18日(日)
プロト・シアター(東京)
2,000円(両日通し券)
構成・演出:清水唯史
出演: 田中紀子 宮下直紀
スタッフ:葛巻欣久 中西B 長野れい子 長井勇
11月17日(土) 18:30〜
① 演劇ユニット「山田工務店」──『彼岸』
出演:YOKO 山田和夫 入間川正美
② Lens ──『幽霊的な2「水滴」をよんでみる』
原作:目取真俊『水滴』(文藝春秋刊)
出演:佐藤照 渡部美保
企画協力:文藝春秋
③ アフタートーク
11月18日(日) 15:00〜
① I N/OUT ──『watcher』
作・演出・音響:大和田新
出演:佐藤和加子
② 安藤麻実子・おがやゆりえ──『w single』
③ 入間川正美 ──『セロの非越境的即興』
④ CUATRO GATOS ──『[来たるべき水俣病]』
⑤ アフタートーク ──井澤賢隆 森下貴史 清水唯史