チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第32回 歴史を遡り 現在を問う

*清水唯史が実行委員として参加しています。


 水俣病は来年、公式確認70年を迎えるのに、行政認定を争い補償を求める裁判が新潟も併せ10件続いています(原告総数は約1800人)。それは、国の法律に基づく水俣病認定基準が狭く、認定審査会の医学者も偏狭な病像で患者を切り捨てているから。1995年の村山内閣、2009年の水俣病特措法……判定方法を緩めつつ給付額も下げて数万人への救済補償が行われましたが、目指した「最終解決」「能う限りの救済」には至っていません。

 水銀の幅広い規制を「水俣条約」として国際化しつつ、国内では逆のダブルスタンダード。高度経済成長期(昭和30-40年代)の、メチル水銀汚染による健康被害の全体像が、いまだ把握しきれていないのです。

 課題を挙げればきりがありませんが、被害に対峙し闘っている患者家族や住民に対して、全国の皆様の注目や共感と、様々な報道・映画・写真活動のあることが救いです。今回は、チッソ水俣工場に勤めながら組合活動を経て一次訴訟支援に関わり、今も被害市民として闘いの先頭に立つ山下善寛さんからゆっくり話を伺います。そして、水俣病で最初のドキュメント映像を上映。いずれも貴重な機会なので、ぜひご参集ください。


日時: 2025年11月24日(月) 13:30〜17:00(開場13:15) 

場所:連合会館(旧総評会館)201会議室

参加費:1000円(学生、車イスと介助の方半額 高校生以下無料) 


司会:久保田好生(東京・水俣病を告発する会)

投影・音響:清水唯史(シンポジウム実行委員長、水俣病胎児性小児性患者・家族・支援者の会 東京支部長)

                            

〈第一部〉上映+講演               

○上映『奇病のかげに NHK日本の素顔 No99』(1959年) 

○講演:新日窒労組の一次訴訟支援/未認定問題/当時の工場排水について 

 山下善寛(元チッソ第一組合委員長/水俣病被害市民の会代表)


〈第二部〉現場からの報告 

○胎児性・小児性患者の近況と課題/百間排水口樋門保存

 松永幸一郎、加藤タケ子(水俣病胎児性小児性患者・家族・支援者の会)

○新潟の現状と第二次行政訴訟

 萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会)    

○水俣の現状と被害者互助会認定義務付け訴訟

 谷洋一(水俣病被害者互助会事務局)     

                                                     

主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会

   東京・水俣病を告発する会 

   〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A

   東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)

協力:最首塾

水俣

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