チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第30回 水俣病関西訴訟 最高裁判決20年 切り開いた地平と、残る課題を考える

*清水唯史が実行委員として参加しています。


 2004年3月、最高裁で、「国と熊本県にも水俣病賠償責任がある」との判決が確定しました。提訴から22年、1995政府解決(対象者を水俣病とは認めない)を受けずに続けた、チッソ水俣病関西訴訟団の勝訴です。

 この判決に励まされる形で、地元での認定申請が急増。新たな裁判も多々起こされ、2009水俣病特措法で二度目の広範救済が行なわれるに至りました。しかし、それでも未認定問題が終わらず、熊本・鹿児島・新潟で認定申請中の人が1500人、水俣病の認定や補償を求める裁判は全国で10件が係争中です。なぜ、同じ闘いが繰り返されねばならないのか? 全国から支援し続けた関西訴訟を振り返り、その成果と今に続く課題を考えます。


日時:2024年11月24日(日)13:30〜17:00(開場13:15)

場所:連合会館2階会議室 

参加費:1000円(学生・車イスと介助の方半額) 


○上映 自主制作・土本基子編『水俣へ続く道 上告取り下げ要求署名 東海道行脚の記録』

       原一男監督『水俣曼荼羅』冒頭部

  

○お話

・関西原告 判決とその後の20年

 小坂 勝弥(京都・水俣病を告発する会)

・国が補償責任を負うべき3つの理由

 久保田好生(東京・水俣病を告発する会)   


○現場からの報告  

・胎児性患者の近況と課題

 松永幸一郎・加藤タケ子(胎児性小児性患者・家族・支援者の会)

・新潟の現状と第二次行政認定義務付け訴訟

 萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会)

・水俣の現状と被害者互助会認定義務付け訴訟

 谷 洋一(水俣病被害者互助会事務局)


○朗唱

 砂田明「起(た)ちなはれ」

 白木喜一郎 (「天の魚」舞台監督)


・コロナ対策は特に行いませんが、必要に応じ、ご自身のマスクはご用意ください。

・オンラインによる一般公開は行いませんがご了承ください。

                                                      

主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会

   東京・水俣病を告発する会 

   〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A

   東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)

協力:最首塾

水俣

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