チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第28回 映画が拓く世界
*清水唯史が実行委員として参加しています。
9月末に大阪地裁で原告全員勝訴の判決が下されましたが、チッソと国・熊本県の不当な上告がありました。公式確認から67 年を経てなお被害確認や救済補償が終わらない水俣病。
〈1970年代の闘いについてユージンスミスを軸に物語として描いたハリウッド映画〉は全世界の関心を集め、〈今世紀の闘いを長く記録した長編ドキュメント『水俣曼荼羅』〉は、被害の実相や患者家族の喜怒哀楽を深く描きました。今回は、J・デップ主演映画に助言協力したアイリーンさん、次回作にも意欲を示される原一男監督のお二方それぞれから、2 年余の国内外上映の反響などを聞き、水俣をどう伝え続けるかについて考えます。
後半は、水俣と新潟から上京するレギュラーメンバーの報告です。被害民の闘いとして、そしてまた映像や歴史文化としても多事多端の水俣病を知り学ぶ、貴重な機会です。
日時:11月25日(土)13:30〜17:00(開場13:15)
場所:連合会館201会議室
参加費:1000 円 (学生・車イスと介助の方 それぞれ半額)
《プログラム》
○お話
原 一男(『水俣曼荼羅』などドキュメント映画監督)
アイリーン 美緒子 スミス(グリーン・アクション/写真集『MINAMATA』共著者)
○現場からの報告
・被害者互助会認定義務付け訴訟、水銀規制条約など
谷 洋一
・新潟第二次行政訴訟、近畿訴訟判決の注目点など
萩野直路
・胎児性患者会の近況、百間樋門保存運動など
松永幸一郎・加藤タケ子
*オンラインで現地からも出演します。
・会場BGMとして『MINAMATA』のサウンドトラック(坂本龍一作曲・演奏)を流します。
・会場が去年までの水道橋YMCAアジア青少年センターではないのでご注意ください。
・コロナ対策は特に行いませんが、必要に応じ、ご自身のマスクはご用意ください。
・オンラインによる同時公開は行いません。ご了承ください。
主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
東京・水俣病を告発する会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A
東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)
協力:最首塾