チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第27回 チッソ東京本社交渉50年/土本典昭監督逝去15年

映像がつなぐ患者・家族の闘い

*清水唯史が実行委員として参加しています。


 半世紀前の1973年3月、熊本地裁でチッソの責任を認める判決が確定しました。しかし、訴訟原告は〈判決による一時金以外の毎月の生活費と医療介護費〉、自主交渉派患者は〈訴訟派など初期認定患者と同等の補償〉を得ることが至上命題で、両派は東京交渉団を結成してチッソ本社交渉に臨みました。

 患者自身による果敢な闘いが「協定書」と「前文」に結実しましたが、今回シンポジウムでは、その東京交渉を描き切った土本典昭監督の名作ドキュメントを鑑賞します。そのあと、今も続く闘いについて、現場から報告を受けます。

 逝去15年になる土本さんの仕事については、資料や展示も含めて振り返ります。


日時:2023年5月27日(土)13:15~17:00(13:00開場)

会場:お茶の水・連合会館 2階会議室

参加費:1000円(学生、車イスと介助の方 半額)


《プログラム》(敬称略 順不同)

13:15 開会=上映開始

○上映「水俣一揆 一生を問う人々」 土本典昭監督 1時間48分

○お話 土本監督のこと、映画のこと

 桑原史成 (フォトジャーナリスト)   

○現場からの報告  

・胎児性患者の近況

 松永幸一郎・加藤タケ子ほか(胎児性小児性患者家族支援者の会)

・新潟の現状と第二次行政認定義務付け訴訟

 萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会)

・水俣の現状と行政認定義務付け訴訟

 谷洋一(水俣病被害者互助会事務局)

○「毎月上映会」ご案内

・水俣動画保存活用プロジェクト・準備会


・会場がこれまでの水道橋・YMCAアジア青少年センターではないのでご注意ください。

・コロナ対策は特に行いませんが、必要に応じ、ご自身のマスクはご用意ください。

・映画上映に時間を要するため、開場から15分後に開会=上映開始となります。

・オンラインによる一般公開は行いませんがご了承ください。


主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会

   東京・水俣病を告発する会 

   〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A

   東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)


協力:最首塾


水俣

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