チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第26回 写真で見守り、伝え続けるMINAMATA
*清水唯史が実行委員として参加しています。
10月下旬、桑原史成さんの新しい写真集『いのちの物語 水俣』(くんぷる刊/詳細裏面)が書店に並びます。これは、当会の久保田と白木が編集に関わり発案から一年で刊行に漕ぎ着けた書物です。そこで今回は新刊の著者である桑原さんと、同書に寄稿されたアイリーンさんをゲストにお招きしました。
水俣と水俣病について、半世紀にわたって多角的に撮りためられた写真や写真集を、どう受けとめ、未来に伝えていくかを皆で考えます。
公式確認から半世紀余を経ながら、未認定問題にも認定された患者の医療や生活にも、課題が山積していることは、第二部で熊本と新潟のレギュラーメンバーの皆さんから報告があります。
そして今回、都内在住でご自身の水俣病について「行政不服審査請求」を進めておられる小中澤麻理さんにも、お話しいただきます。ご参集下さい。
日時:2022年11月26日(土)13:00~17:00(12:30開場)
会場:YMCAアジア青少年センター 9階国際ホール
東京都千代田区猿楽町2-5-5(JR水道橋から徒歩5分/JRお茶の水から徒歩7分)
TEL 03-3233-0611
参加費:1,000円(学生半額)
《プログラム》(敬称略 順不同)
○開会挨拶
清水唯史(シンポ実行委員会)
第一部:写真の可能性 未来世代への伝承にむけて
○写真集「いのちの物語 水俣」紹介
実行委員会
○お話(画像投影含む)
桑原史成(フォトジャーナリスト)
○お話
アイリーン美緒子スミス(フォトジャーナリスト)
第二部:水俣病の現在とその課題
○胎児性小児性患者家族支援者の会の近況
松永幸一郎(患者会代表) 加藤タケ子(事務局) ほか
○私の水俣病
小中澤麻里(東京在住・未認定患者)
※紹介:小中澤さんの行政不服審査請求
鈴村多賀志(溝口訴訟弁護団東京事務局)
○新潟水俣病・認定義務付け第二次行政訴訟について
萩野直路(新潟水俣病訴訟を支える会)
○被害者互助会の闘い 認定義務付け訴訟・福岡高裁控訴審にむけて 水銀規制条約と水俣の現状
谷洋一(被害者互助会事務局) ほか
*第二部 報告の一部は、オンラインによる場合があります。報告テーマには仮題も含みます。
*コロナウイルス感染警戒のため、広い会場で、換気と休憩を行ないながら開催します。
*オンライン公開は行ないませんが、季刊「水俣支援」新年号等で後日搭載のユーチューブ画像をお知らせします。
主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A
東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)
協力:東京・水俣病を告発する会/最首塾