チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第21回 足尾鉱毒事件に学び、世界に伝える水俣病

*清水唯史が実行委員として参加しています。


  水俣病は熊本も新潟も被害発現から半世紀以上を経ているのに、今も未認定患者による裁判が継続中です。患者がなおも訴訟を続けねばならないのは何故なのか?

  当シンポジウムでは毎回、リアルタイムの裁判報告を行なっていますが、今回はそれに先立ち、菅井益郎さんから足尾鉱毒事件の被害とそれを問う闘いについて講演があります。反原発にも尽力中の菅井さんのお話から明治大正年間の先人の苦闘をうけとめ、現在の闘いをどう深め広げていけるかを考えます。 

  折しも、ジュネーブでは「水銀規制水俣条約 第3回締結国会議」COP−3が開催。その国際会議から水俣へ帰る途中の松永幸一郎さん(→裏面)と谷洋一さんが、羽田空港から直接、会場に駆けつけます。地球温暖化の問題では若い世代の国際的なキャンペーンが全世界の人々の心を打っていますが、水銀規制では、先に世界に訴えた坂本しのぶさんと同様に、被害当事者の生の発言が、私たちや世界を目覚めさせてくれます。

   皆様、ご参集ください。


日時:2019 年11月30日(土)13:00~17:00(12:30開場)

会場:YMCAアジア青少年センター 9階国際ホール

   東京都千代田区猿楽町2-5-5(JR水道橋から徒歩5分/JRお茶の水から徒歩7分)

   TEL 03-3233-0611

   http://www.ayc0208.org/hotel/

参加費:1,000円(学生半額)


《プログラム》(敬称略 順不同)

第一部:

 ○講演「足尾鉱毒反対運動に学ぶもの」 

  菅井益郎 (渡良瀬川研究会代表/国学院大学前教授)


第二部:

 ○報告「新潟水俣病第二次行政訴訟

  萩野直路(新潟水俣病三次訴訟を支援する会事務局)

 ○報告「水俣病被害者互助会第二世代訴訟、行政訴訟」

  番園寛也(溝口訴訟弁護団事務局)

 ○報告「情報開示請求と未認定の争訟」

  鈴村多賀志(溝口訴訟弁護団事務局)

 ○緊急報告「水銀規制水俣条約COP-3 ジュネーブ会議に参加して」

  谷洋一(水俣病被害者互助会事務局)

  松永幸一郎(胎児性水俣病患者/「水俣病を伝えるプログラム」メンバー)


主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会 

   〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A

   東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)


協力:東京・水俣病を告発する会/最首塾


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