チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム 第19回 公害認定50年 未来世代に水俣病をどう伝えるか

*清水唯史が実行委員として参加しています。


水俣病は、今年で国が「チッソによる公害」と認めてから50年目です。しかし、今なお新たな認定申請が続き、裁判も新潟水俣病を含め9件が係争中です。胎児性患者をはじめとする被害者の医療や介護についても様々な課題が残されています。

そんな「公害の原点」を、若者たちや未来に向けてどう伝えるか。今回は、首都圏の大学で長年、大学生に水俣病を伝えてきた方々の報告をもとに考えます。後半は水俣病裁判の最前線や、同じく半世紀の苦難を歩んできたカネミ油症についての報告を受けます。ご参集をよびかけます。


日時:2018 年12月8日(土)13:00~17:00(12:30開場)

会場:YMCAアジア青少年センター 9階国際ホール

   東京都千代田区猿楽町2-5-5(JR水道橋から徒歩5分/JRお茶の水から徒歩7分)

   TEL 03-3233-0611

   http://www.ayc0208.org/hotel/

参加費:1,000円(学生半額)


《プログラム》(敬称略 順不同)

第一部:報告とパネル討論

 ○大学生と水俣病問題を考える

  柄本美代子(東京国際大学)

  野沢淳史(中央大学法学部兼任講師)


第二部:現場からの報告

 ○カネミ油症50年、台湾油症40年

  藤原寿和(日台油症情報センター)

  金星(長崎大学大学院留学生)

 ○公式確認50年の水俣現地報告

  谷洋一(水俣病被害者互助会事務局)

 ○水俣病互助会 国賠訴訟と認定義務付け行政訴訟

  山口紀洋(互助会両訴訟弁護団/弁護士)

 ○新潟水俣病三次訴訟と認定義務付け行政訴訟

  萩野直路(新潟水俣病三次訴訟を支える会事務局)

 ○水俣病認定制度をめぐる情報開示請求

 鈴村多賀志(溝口訴訟弁護団事務局)


主催:チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会 

   〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A

   東京・水俣病を告発する会 気付(シンポ実行委事務局・久保田)

協力:東京・水俣病を告発する会/最首塾


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