「患者切り捨て行政」を押し返せ! 4.2東京 水俣病認定義務づけ訴訟 熊本地裁判決報告集会
*清水唯史がスタッフとして参加しています。
水俣病がなお“解決”しない最大の理由は、国が定め県が執行する「水俣病認定制度」が患者切り捨て制度と化している故です。
被害者互助会の原告7名は、かつて訴訟や自主交渉を先頭で担った人々の家族や親族で、胎児性患者たちと同年代。2015年から始めた熊本・鹿児島県に対し患者認定を求める行政訴訟が3月30日に判決を迎えます。司法が正しい判断を下すのかを見届け、患者切り捨て行政と闘う原告団を励ますために、皆様のご参集を呼びかけます。
※緊急追記
3月8日、被害者互助会原告8名が先に提訴していた国陪・第二世代訴訟について、最高裁判所は原告の上告を棄却しました。この不当決定についても、当日報告します。
日時: 2022年4月2日(土)13:30~16:50(13:00開場)
会場:連合会館 201会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
TEL: 03-3253-1771
JR中央線・総武線【御茶ノ水駅】 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線【新御茶ノ水駅】B3出口 徒歩0分
東京メトロ丸ノ内線【淡路町駅】 B3出口 ※B3出口まで徒歩5分
都営地下鉄新宿線【小川町駅】 B3出口 ※B3出口まで徒歩3分
参加費:500円
《プログラム》(敬称略 順不同)
○熊本地裁判決報告・挨拶・発言
佐藤英樹(水俣病被害者互助会会長/原告)
山口紀洋 (認定義務付け訴訟弁護団/弁護士)
倉本ユキ海(水俣病被害者互助会/原告)
緒方博文(水俣病被害者互助会/原告)
谷洋一(水俣病被害者互助会事務局)
花田昌宣(熊本学園大学)
萩野直路(新潟水俣病訴訟を支援する会)
原 一男:(『水俣曼荼羅』監督)※オンライン
アイリーン美緒子スミス(グリーン・アクション)
ほか
これまでの棄却取消・水俣病認定義務付け訴訟(すべて患者勝訴)
1997.03 御手洗訴訟 被告鹿児島県 福岡高裁判決確定
2013.04 溝口訴訟 被告熊本県 最高裁判決確定
2013.04 大阪Fさん訴訟 被告熊本県 差戻後 大阪地裁判決確定
2017.11 新潟9原告訴訟 被告新潟市 東京高裁判決確定
2014.03 環境省「新通知」で 溝口さん・Fさん訴訟最高裁判決を歪曲 患者認定に逆行
※コロナ対策上、37.5度未満の方に入場頂きます。マスクをご用意ください。
※今回、「オンライン公開」は設けていません。会場にご参加ください。
共催: 水俣病被害者互助会/溝口訴訟弁護団事務局/チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会
協力:東京・水俣病を告発する会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A
連絡・問合せ:y-kbt@nifty.com TEL/FAX 03-3312-1398