水俣病被害者互助会 第二世代訴訟 判決報告集会へのよびかけ

*清水唯史が実行委員として参加しています。


 水俣病は、公式確認から58年目を迎えながら、なおも解決に至っていません。水俣病被害は不知火海沿岸から行商によって魚を食べた山間部まで、健康被害の範囲が広いことが明らかになりつつあります。また、年代においても、高齢者にみならず中年や若い世代にも健康被害のあることが指摘されています。そのような中、もうじき還暦を迎える胎児性患者と同世代の原告によって闘われてきた訴訟が、3月31日に、6年余の審理を経て判決を迎えます(直前に判決日の延期通告が裁判所から来たため、郵送の葉書等でお知らせした東京集会期日が日も以下のように変更となりました。お詫びして訂正します)。

 折しも、昨年4月の溝口訴訟最高裁判決によって水俣病認定基準の誤りを指弾された国・環境省は、最高裁判決に背を向け、患者切り捨てを促進する「環境保健部長通知」を発して解決の流れに逆行しています。1970年代の一次訴訟・自主交渉や未認定闘争を果敢に戦い抜いた世代を親族に持つ人々による「第二世代訴訟」は、未解明・未決着の問題とそれに対する国・県・チッソの責任を問い続ける、重要な訴訟です。

 熊本地裁判決の翌日、訴訟団は上京してチッソ交渉・環境省交渉を行い、夜、首都圏の皆様に報告集会を行います。多くの方々のご参集を呼びかけます。


日時: 2014年4月2日(水)18:30~20:30(18:00開場)  

会場:連合会館(旧「総評会館」) 4階 402会議室

   東京都千代田区神田駿河台3-2-11

   TEL:03-3253-1771

   JR御茶ノ水駅聖橋口徒歩5分

   東京メトロ千代田線【新御茶ノ水駅】B3出口真上

   都営地下鉄新宿線【小川町駅】徒歩2分

   東京メトロ丸ノ内線【淡路町駅】徒歩4分

参加費:500円


《プログラム》(敬称略 順不同)

 ○判決報告

  被害者互助会第2世代訴訟弁護団

  山口紀洋(弁護士) 平郡真也(事務局)

 ○あいさつ

  被害者互助会第2世代訴訟原告団

  佐藤英樹(原告団長) 佐藤スエミ(原告家族) 大堂進(原告) 倉本ユキ海(原告) 西純代(原告)

 ○あいさつ

  水俣病訴訟を支える会

  花田昌宣(熊本学園大教授)

 ○環境省交渉報告、チッソ交渉呼びかけ

  被害者互助会事務局

  谷洋一   

司会:鈴村多賀志(弁護団事務局)


主催:水俣病被害者互助会第2世代訴訟原告団 水俣病被害者互助会第2世代訴訟弁護団


共催:水俣病訴訟を支える会(熊本)


協力:東京・水俣病を告発する会/チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会/最首塾

   〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1−21−7 静和ビル1A

   090-3533-4489(久保田)


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